だんごの部屋

The Catcher in the Ryeを書いたサリンジャー氏が亡くなりました。

学生の頃友人に「読んで」と渡され、
最初はなんとなく馴染めなかったのですが、
読んでいくうちに主人公ホールデンを身近に感じるようになり、
繰り返し読みました。

この本が、
よく青春小説のバイブルと言われますが、
アタシもその頃の自分が甦ります。

小説の大半を埋め尽くす、彼の考えることや独り言、
ホールデンの何となくもやもやな気持ちは、
若かったあの頃、
自分の弱さとか愚かさとか、
大人のずるさとかを思い知らされてるように感じていたような気がするのです。

本棚で埃をかぶっているこの本、
久しぶりにひっぱり出して読んでみようかな・・・

何年か前に村上春樹さんによって新しく訳され『キャッチャー・イン・ザ・ライ』も、
読んでみたい・・・